恒温送液ポンプ 4000H型シリーズ

粘度・粘性のある液体を、温度(１００℃)を上げることで送液がスムーズになる溶媒に適した、恒温送液ポンプです。重油や塗料のような流体は常温では送液誤差が大きく、ましてや送液が出来ない。そこでポンプヘッドを高温にすることで、送液が可能になる、特殊分析・計測機器に対応した、恒温送液ポンプです。

操作性と保温力を高めるため、サイドヘッドの４０００型シリーズ本体に装着することで、ヒートジャケットを大きくして、チェックバルブと配管関連まで恒温ができるようにしたことで、ポンプヘッド周りの固着を防げるように改善しました。

そして、ヒートブロックからポンプ駆動部に対しては、ヒートシンクなどの工夫で、ポンプ内部の駆動箇所への熱伝導率が、従来品に比べて５０％程度改善し、グリス落ちがしないように重視設計をしています。

高温度と高圧力はとても危険ですから、圧力管理のためのデジタル圧力計をセットで使用していただけるようにしました。

デジタル圧力計は（写真：送液ポンプ上部）６１２０型シリーズから必要とする定格圧力5機種と、送液ポンプも同様に最大流量10～50ml/minまでの5機種から選択ができます。

ヒートブロック内部には、効率性の良い配置である上部・下部にヒーターを、中央に温度センサーを配置して温度の安定性を考慮しました。

オプションで、２００℃までの制御（但し、要相談）と、その他にヒーター断線機能など、その他の安全機能も対応します。

お客様の用途にお答えいたします。

恒温送液ポンプ　4000H型シリーズをはじめてご利用の方へ大変お得なスタートアップキットをご用意しております。

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使用圧力の管理として、適合する圧力値のデジタル圧力計6120型シリーズを選択してください。